「KUMON」の学習療法を取り入れています
リハビリセンターcocokara(ここから)では「KUMON」の学習療法を導入し学習療法実践士がお一人お一人と向き合い、簡単な読み書きや、計算、コミュニケーションにより認知症の予防・改善を目指します。
学習療法とは?
【学習療法の定義】
学習療法とは、音読と計算を中心とする教材を用いた学習を
学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことにより
学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの
前頭前野機能の維持・改善を図るもの。
学習療法とは、認知症を患った方の脳機能維持や改善、または認知症を予防するための「KUMON」独自の非薬物療法です。
学習というイメージから、ご本人に難しい問題をやっていただいたり、勉強をさせたりして脳機能を高める方法と勘違いされている方が多いと思います。
実は全く違うのです。脳科学の研究から分かっていることは、難しい問題を解いたり、TVゲームをしたりすることでは脳は余り働かないのです。反対に、簡単な計算を素早く解いたり、文章を音読している時は年齢に関わらず、また認知症の方でも脳全体が活性化した状態になります。しかも長い時間取り組む必要もありません。それぞれで5~10分程度でよいのです。
また、人間は人とコミュニケーションしている時も脳が活性化することが分かっています。特に他の人から誉められたり、認められた言葉がけをされると一瞬で脳は活性化します。さらには目的をもって手指を使う行為でも高い活性度合が得られます。
これら科学的に分かっていることを組み合わせ、認知症高齢者の脳機能維持や改善、さらには高齢者の
認知症予防に用いるやり方を「学習療法」と言います。
★リハビリセンターcocokara(ここから)の「KUMON」の学習療法では 3つのメニューで前頭前野を活性化させます。
①計算:スラスラ解ける簡単な計算
②音読:文章を声に出して読む
③コミュニケーション:教材の内容から昔を懐かしむ、互いを褒め合い尊重する、目、口、耳
手指を同時に使い脳を活性化させる。
「KUMON」の学習療法を導入することにより、ご利用者様の自信、意欲、誇りを引き出し
生活の質(QOL)の向上を目指し、自立支援へ繋げて行きます!
リハビリセンターcocokara(ここから)では、
「ご利用者様の笑顔を増やしたい」「より高いケアを目指したい」をモットーに
これからもお一人お一人に寄り添ったサービスを提供して参ります。
学習療法に関するお問合せ窓口
リハビリセンターcocokara(ここから)(デイサービスいこいの里「熊味館」)
理学療法士:西村美由樹
TEL:0563-55-0068
FAX:0563-55-0069