【ケアマネ】担当件数増やす新たな手段
より多くのケアプランを取り扱える「居宅介護支援費Ⅱ」が「ケアプランデータ連携システムの活用」を算定要件としていることについて、厚生労働省は「ケアプランデータ連携システムと同等の機能とセキュリティを備えた類似システム」も連携システムを活用しているものとみなす方針を提示しました。
より多くのケアプランが持てる居宅介護支援費Ⅱでは、「ケアプランデータ連携システムの活用」と「事務職員の配置」を行っている場合に、(Ⅰ)で一人当たり取り扱い件数を「50未満」に、(Ⅱ)で「50以上60未満」に増やしている。
この居宅介護支援費Ⅱの算定要件は、現在は連携システムに限定しているのですが、現時点でまだ導入している介護事業所はかなり少ないため、「同等の機能とセキュリティを持つシステム」については、要件を満たすとみなされたようです。
具体的な類似システムの要件としてあげているのは次の3つ
- 厚生労働省が示すケアプランデータ連携標準仕様に対応している
- 国が進めるケアプランデータ連携システムと接続するAPIの開発に協力しデータ連携が可能になれば連携すると宣誓すること
- 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版の安全管理措置に関する事項に準じていること
ということですが、現場としてはCSVデータ出力→アップロードからボタン一つで!を目指してほしいです!
世の中ケアマネ不足です。
倒産事業所も多いです。
介護認定を受けてもケアマネが見つからずに介護を受けられない地域もあるようです。
ケアマネ界隈、理想と現実のギャップが激しいですね。
不足の原因はいろいろありますが、ケアマネ試験も難しくなって合格率も低いですし、更新研修にはお金も時間も必要。
制度改正のたびにルールが厳しくなって、こんなこと言っちゃいけないですけど、どうでもいいじゃないっていう書類を作成しないと罰受けるし ( ̄b ̄) 、さらには事業所の管理者に「主任ケアマネ」の資格が必要となると、ケアマネ自身も居宅介護支援事業所も継続でいっぱいって感じになっちゃいます。
ケアマネ周りは本当に年々厳しくなってきている。
それでも介護を受ける高齢者は増え続けるのでそんな中、
AI等活用して、ケアマネ一人で100名以上担当する時代が来るのだろうか。
来る予感!
準備あるのみ!