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2024.10.14

【取材】訪問看護員として働く魅力 part1

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訪問看護ステーションいこいの里で訪問看護師として勤務されるSさん。週に4回、自分にちょうどいい働き方で訪問看護師をされているSさんに、今回は訪問看護のお仕事や働き方についてお話を伺いました。
看護師としてのブランクがあったり、家庭との両立で訪問介護員をあきらめてしまっている人へ勇気を与えられたらいいです。

名古屋の総合病院から育児子育てを経て西尾市で訪問看護師へ

看護師となり総合病院で8年ほど勤務していました。総合病院でのお仕事は大変でした。夜勤もありますし、残業も多い印象でした。救急や急変があってその対応でしばらく残ったり、研修の資料作成で残業したりしていました。

その後結婚し、住んでいた名古屋市から西尾市に転居しました。クリニックで働いたりしながら妊娠出産し、育児子育てが中心となりました。その後落ち着いたのでもう一度働こうと思い、訪問看護師で働き始めました。

自分にちょうどいい働き方で訪問看護師と子育てを両立

訪問看護ステーションいこいの里で働く直前は、西尾市内において訪問看護師として働いていました。サービス付き高齢者住宅の利用者様に訪問看護を行なっていました。しかし働き出してすぐその事業所が潰れてしまいました。続けて訪問看護師として働きたいと思っていこいの里の求人にたどり着きました。

ホームページを見て、社長が看護師さんだという点に興味を持ちました。社長の「ひとりひとりに寄り添った看護をしたい」という理念を知ってここで働いてみたいな、と思い入社しました。

子供がまだ保育園に通っているので、9時から13時で働いています。休憩は45分です。週に4回勤務のパートです。とても働きやすいです。無理のない範囲で保育園にも迎えに行けて、家の事もやれて、今の働き方は私にとってちょうどいいと感じています。普段は出勤したら、すぐに訪問看護に向かいます。1日4件から5件程度回っています。

プレッシャーとやりがいの中で見つめる訪問看護師としての成長

総合病院とは全く違うと思います。訪問看護として働いて生活と密着していると感じています。患者さんに合った方法をじっくり考えることができる点がとても良いところだと感じます。自分で判断をしたり、しっかり関係者と話さなきゃ行けないところも多いのでプレッシャーを感じることもありますが、同時にすごくやりがいを感じています。

今後は今まで以上に色々な方の訪問看護に伺ってみたいと思っています。精神疾患をお持ちの方にも訪問させていただきたいので研修を受けたり、資格を取るなどのチャレンジをしたりしていきと思います。訪問看護ステーションいこいの里は、すぐに上司や同僚と情報共有や話が結構できるのが良いと思います。その都度相談できるので、訪問看護が初めての看護師さんも不安なく働くことができるのではないかと思います。

こちらの取材は『西尾市の医療と介護』の方にも掲載しています。