旅行・散策・散歩

2026.01.28

初詣 in Kyoto

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年の始まりに京都の神社参拝に出かけました。冬の澄んだ空気の中で歩く京都は、観光地というよりも、静かに自分と向き合える場所として迎えてくれたように感じます。今回訪れたのは、平安神宮と下鴨神社。新しい一年を始めるにふさわしい、深い学びと気づきのある一日になりました。

平安神宮参拝

最初に訪れたのは平安神宮。大鳥居をくぐった瞬間、空気が一段と引き締まる感覚がありました。朱色の社殿は冬の空に映え、凛とした存在感を放っています。広々とした境内を歩きながら、これから始まる一年への感謝と決意を静かに胸の中で言葉にしました。始まりの場所として、背筋が自然と伸びるような力強さを感じる参拝となりました。

 

下鴨神社参拝

続いて向かったのは世界遺産で有名な下鴨神社。雰囲気が一変し、糺の森に足を踏み入れると、木々に包まれた静けさが心に染み渡りました。下鴨神社は創建が紀元前とも伝えられ、京都で最も古い神社の一つです。都ができる前から、この地は「聖域」と言われていましたので、ここに立つだけで時間の層を感じる人が多いようです。

境内に広がる「糺の森」は、都市のど真ん中とは思えない自然空間。樹齢数百年の木々が立ち並び、平安時代からほぼ姿を変えていません。ここを歩くと頭が静かになる、呼吸が深くなる、気持ちが整うそんな感覚を覚える人が本当に多いようです。

下鴨神社は、都の安全、五穀豊穣、災厄除けを司る天皇や朝廷が最重要視した神社で、国家鎮護の中心だったため、「個人のお願い」よりも社会全体、国全体を守る、スケールの大きな祈りの場だったのが特徴です。

境内の摂社・河合神社では、鏡絵馬に自分の顔を描き、理想の姿を重ねて祈ります。外見の美しさだけでなく内面の健やかさ心身のバランスを整えるご利益があるとされています。

が、残念ながら時間がなくて今回は寄れませんでした。

二つの神社を巡って感じたのは、それぞれが持つ役割の違いです。平安神宮では前へ進む力や決意を、下鴨神社では整い、調和する感覚を受け取りました。対照的でありながら、どちらも新しい一年を支える大切な要素だと実感します。

今回の参拝で得た一番の収穫は、心を整え向き合う時間を意識的につくることの大切さです。忙しい日常の中でも、ほんの少し立ち止まる時間を持つことで、景色はきっと変わってくるはずだと改めて強く感じた時間でした。

今年も皆様にとって素晴らしい一年となりますように。