【訪問介護】KSFを知る研修
KSFが目標達成への要
企業が「企業目標」や「経営戦略」を実現させる為には「適切な目標値やプロセスを明確に定める指標の設定」が欠かせませんが、重要な指標には、
企業の最終目標達成度を設定する「Key Goal Indicator KGI(重要目標達成指標)」
KGI達成に必要な各プロセスやステップ毎の達成度を計測するKPI(重要業績評価指標)」
そしてこれらの数値指標を達成する行動指標「KSF(重要成功要因)」が あ り ま す 。
KSFはKPIと混同されがちですが、KPIは役割やプロセス毎の定量的な”目標値“であり、KSFは目標達成のために行うべき定性的な”アクション”となり、それぞれの定義を正しく理解して適切に設定する事が企業目標の達成に重要となります。
適切なKSF設定が事業の成功に結びついた企業の事例
携帯電話業界は競争が激しく、新規顧客の獲得が困難です。
当時、携帯電話会社が増えていたことから、顧客の囲い込みが重要と判断して「顧客獲得(事業展開)のスピードアップ」をKSFとして設定しました。
乗り換えが少ないという通信サービスの特性をよく分析した、KSF設定の成功事例といえます。
布から紙おむつへの移行が進む中で、資生堂は紙おむつ業界でシェアを獲得するために「低価格」をKSFに設定しました。
当時、安くはなかった紙おむつの価格を15.6%下げることで、シェア率は7.6%から15.3%にアップ。
市場調査の結果、紙おむつの顧客のほとんどが収入の低い若い夫婦であることに注目し、最適なKSFを設定したことで成果につながった事例です。
セブンイレブンは「24時間営業」というKSFを掲げ、当時の流通業界ではありえない営業時間帯を実現して大きな成果を上げました。高度経済成長における労働時間や生活時間の多様化により、深夜帯に活動する人々が増え、「24時間営業」というKSFの重要度を高める要因となっています。
さあ、ヘルパーステーションいこいの里はどんなKSFを設定する?
ここからは企業秘密となります。m(__)m