【浅野先生6月コラム】動く手足が心臓の助っ人! ~「循環力UP」で疲れもすっきりリフレッシュ~

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動く手足が心臓の助っ人! ~「循環力UP」で疲れもすっきりリフレッシュ~
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こんにちは!
LAストレッチ講師の浅野まりこです。
前々回は「天使の羽・肩甲骨」の意識で巻き肩にさよなら、
前回は「肩甲骨呼吸」で心身のリラックスについてお伝えしました。
皆さんの心と体を労わるヒントになっていたら嬉しいです!
さて今回は、私たちの「心臓」と、
普段何気なく使っている「手足の筋肉」の
意外な関係についてお話ししたいと思います。
心臓の負担を軽くする「筋肉」の役割とは?
私たちの心臓は、24時間365日
休むことなく全身に血液を送り出す大切なポンプ。
力強く働くエンジンのような存在です。
しかし、実は心臓だけが頑張っているわけではありません。
体中を巡る血液の流れ、つまり
「循環」を助ける縁の下の力持ちがいるのをご存知ですか?
それが、皆さんの手足、特に足の筋肉なんです!
心臓から送り出された血液は、
動脈を通って全身の細胞へ酸素や栄養を届けます。
そして、老廃物などを回収した血液は、
静脈を通って心臓へ戻ってきます。
この時、特に重力に逆らって下半身の血液を
心臓へ押し戻す働きを助けているのが、
ふくらはぎや太ももといった足の筋肉です。
なぜ「手足の筋肉」が心臓を助けるの?
足の筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで、
静脈の中を通る血液をギュッと絞り出し、
心臓へと押し上げる「筋肉ポンプ」のような役割を果たしています。
特にふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれるほど、
その働きは重要です。
皆さんも、仕事中ずっと立ちっぱなしだったり、
逆に座りっぱなしで足がむくんだり、
だるくなったりした経験はありませんか?
それは、足の筋肉ポンプが十分に働かず、
血液やリンパ液の巡りが滞ってしまっているサイン。
手足の筋肉が元気に動けば動くほど、
この筋肉ポンプが活発に働き、
心臓は余計な負担をかけることなく、
スムーズに血液を回収することができます。
つまり、手足の筋肉が心臓の「助っ人」となり、
心臓のポンプ活動を力強くサポートしてくれるんです!
疲れ知らずの体へ!今日からできる「全身めぐり力アップ」
手足の筋肉を大きく動かすことが、
皆さんの心臓の健康と、日々の疲労軽減に直結します。
特別な運動ができない時は
• 歩く時は、少し歩幅を広くとってみる
• 座っている時間が多いなら、腕を回す時間をとってみる
• 同じ動作が続くようならねじる運動を加えてみる
「24時間、365日、休みなく動いてくれる心臓のために、
手足の筋肉を動かそう!」
このような意識を持つだけでも、循環が良くなりリフレッシュ!
さらに疲れにくく、軽やかな毎日を送れること間違いなしです。
詳しいやり方をもっと知りたい!というあなた^^
月曜ストレッチで、お待ちしております!