回想

2023.10.23

【ノスタルジア】BCAK to "昭和" vol.1

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昔ながらのナポリタン

ナポリタンは、多くの人にとって子供の頃の思い出が詰まった料理。
どんなに時が経っても色あせることがありません。懐かしさと温かさが口に広がるたび、ふと心の奥底に眠っていた家族との思い出が蘇り、その瞬間、私たちはかけがえのない時間を再び感じる、そんな懐かしさを代表する料理のような気がします。

数年前に開催した『昭和物語』イベントにて、厨房スタッフが昔ながらのナポリタンを提供するために、何度も何度も練習を重ねて、「幻の一品」を作りました。ものすごく好評でしたのでレシピ紹介しちゃいます!

▶幻の一品のレシピ紹介

ポイントはウスターソースとバターでコクを出す。です!

【材料(2人分)】                           

  • スパゲッティ 200g ※推奨は1.9mmか2.2mm 少し太めの麺がお勧めです
  • ウィンナー 4本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ピーマン 2個
  • マッシュルーム(水煮缶・スライス) 30g
  • オリーブオイル 大さじ1と1/2

<ソースA>

  • トマトケチャップ 大さじ5
  • ウスターソース 大さじ1/2
  • バター 大さじ1
  • 塩・こしょう 各少々

 

【作り方】                           

  1. 具材を切る(ウインナー、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム)
  2. スパゲッティをゆでる
  3. ウィンナー・玉ねぎを炒める
  4. ピーマン・マッシュルームを加えて炒める
    Point:ピーマンとマッシュルームはすぐに火が通るので、さっと炒めるだけでいい。
  5. 調味料を加える
    具材をフライパンの脇に寄せ、空いたスペースに<ソースA>を加え、混ぜながら加熱する。
  6. 調味料がぐつぐつと煮詰まってきたら具材と混ぜ合わせる。
  7. ゆで上がったスパゲッティを加え、全体を混ぜる。
  8. バターを加え、溶かしながら全体を混ぜたら塩・こしょうで味をととのえる。
    Point:仕上げにバターを加えることで、味わいがマイルドになり、コクも加わる。

  9. 器に盛り、お好みで粉チーズやホットペッパーソースをかければナポリタンの完成!

是非お試しあれ!

回想力 ~未来を想像するのと同等の力~

昔を思い出すことで得られる効果ってすごいんですよ。

「過去を回想しているときに働く脳の領域が、未来を想像するときに働く脳の領域と一致する」と言われています。
脳は“新しいことを知りたい、学びたい”という知的好奇心をかきたてるものが大好きだというが、昔のことを思い出すことも脳のさまざまな領域を使うため、同等の刺激になるといいます。(ドーパミンを放出させ快感を引き起こすと考えられています。)

認知症治療の臨床現場で用いられる「回想法」という心理療法があります。昔の写真や若い頃に聴いた音楽などをもとに過去を回想し、心理的な安定や脳の活性化を図る治療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラーが提唱し、現在では認知症だけでなく、うつ病の治療や終末期医療でも活用されています。

治療までいかなくても、回想の力を日常生活に楽しく取り入れることができると、薬いらずの健康な生活を送れるかもしれません。

少し歩みを止めて、昔を懐かしむ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。