最高の幸せの在り方

住宅に住まわれているある患者様に訪問看護師が朝、血糖値を測り、インスリン投与しますが、
ある日、ご飯を食べて部屋に戻ってきたその方が、
「私はご飯を食べて食後にコーヒー一杯飲むのが幸せ!今部屋に戻ってきたところ」
とニコニコ顔で一言。
病気を抱えている人とは思えない穏やか過ぎる生き方に、こちらが幸せな気分になります。
どうしたらそうなれるんだろう?
お正月にあげた「徳を積む」の記事とも若干被りますが、
人間って、どんな状況下にあっても、どんなものに対しても感謝できるようになっていて、
その能力は十分兼ね備えているのに、
ただそれが見えにくく、気づきにくいところにあるから、
いろんなワークが存在するくらい、「あるものへの感謝」はなかなか至難の業になってます。
「自分にないもの」に対して興味をそそるような情報ばかりが氾濫する中で、
この方のスポットライトが「ないもの」ではなく「あるもの」にあたっています。
ちょっとこの方を真似して、
毎日は難しいかもしれませんが、
日曜日くらい、
「今あるもの」にスポットライトをあて、それ以外を真っ暗にしてみませんか?
なんか、次の一週間が変わるような気がします。
次回は「インスリン」のお話をします。
こちらもご参考に。